糸を切るとき

折り合いたる塩梅が未だに見極めきれず、不器用に毎日を過ごす。

周りの大事な人を守ることが美学だったりして、
ただ周りに気を遣い過ぎて自分にしか見えないこの世界を、死に得たようなつまらない世界だと感じて過ごすだけならば、周りの方もつまらぬ人だと避ける文化もあるような。

つまらない時間を楽しい時間に変えられるような力が欲しいですね。

「叶わない恋もある、諦めてしまえ。叶わない夢はない、諦めるな。」

とはデニーロが特に今ハマっている甲本ヒロトの「天国生まれ」という曲の歌詞の一部。

三谷幸喜監督作品の有頂天ホテルやマジックアワーなどでもおそらく出てくる歌のよう。

とても感慨深い歌詞ですね。

そして、自害した方の話を友から聞いては思う。

仕事・友情・恋愛・趣味などで憩いを無くしてしまったらしい。

特に、恋愛と友情が同時に失われてしまった瞬間が引き金となったらしい。

好きなものにひたむきになることは生き甲斐になるけど、
依存するものによっては命を落としてしまう。

好きなことは主観的に感じるものだから、その感情をあまりコントロールはできないだろうけど、
自害してしまうのはいかがなものかと、やはり考える。

自害することは本能的に絶対したくないことだし、生き場が無くなる方の人生観って、自ら死を被るほどの過酷な視界なんでしょう。

その方は話を聞けば見てくれもとても気持ち悪い方だったらしい。

気持ち悪い方と一緒にいれば、当然周りの視線は悪い印象を与えるのでしょう。
浅い付き合いに済むような関係なら、やはり簡単にはねのけるでしょう。

そんな方はやはり必然的に自害すべき人だったのか。
きっと諦めないで追いかけられるものは他にあったかもしれない。

自分を喜ばせるような夢はやっぱり持ち続けたいものです。