「作品作成の思考心理の考察」2011年4月

作品を創るとき、合格ラインに達しない限りは納得がいかず、形には残しておきたくないのが僕の心情である。
そもそも自分の中でインパクトが無いとすぐ忘れてしまう。
良いと思う作品でも忘れることがあるから、何かに録音しておかないと練り上げることができない。

合格ラインはどこに引くか。
妥協すればいくらでも創れるだろうし、
突き詰めればいつまで経っても創れない。

いい鼻歌が浮かんでも、いい歌詞が浮かんでも、いいギターフレーズが生まれても、ニュアンスが良くないと行き詰まってそのまま保留となる。

突き詰めても良い作品が創れない人もいれば、
簡単に良い作品をたくさん創れる人もいる。

自分はどんな作品を創りたいのか。

客観視したときに、どんなものを周りに見てもらいたいのか。

インフラが足りないから、表現したいものにはとても時間がかかるのだろう。

だから成長のためと思い、自分のラインを一つ超えた作品を好きになる。
そして自分で課題を課して練習するのが好きなようだ。

でもリスナーからすればそんなものはあまり関係ないのかもしれない。

納得した作品をいいペースで創りたいものだが…
納得しない作品を外に向けてアピールする際には自信も無くなる。

こういう気の持ちようもセルフコントロールだろうね。